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11.292021
少し気が早いですが(*^_^*)
早いもので、もうすぐ12月ですね。木々はすっかりと紅葉し、冷たい風が冬の訪れを告げています。
さて、12月と言えばクリスマスです!街のいたる所でイルミネーションが輝き、子供だけではなく大人もワクワクしますね(^_^)
そんなクリスマスですが、みなさんクリスマスの由来などを知っていますか?今回は、クリスマスに関するお話を調べてみました。
クリスマスは、イエス・キリストの降生祭です。新約聖書では、キリストの生まれた日を特定していないので、降生祭「キリストが生まれてきたことをお祝いする日」となります。しかし、クリスマスがいつ始まったのか、どういう経緯で始まったのか多くの教会で明示はしていません。キリストの誕生日同様に、聖書に記述がないことが大きな理由です。
では、なぜクリスマスは12月25日なのでしょうか?2世紀~4世紀のローマ帝国でペルシャからミトラス教という宗教が伝わってきました。このミトラス教の大切な行事「太陽の祭り」が冬至の12月25日に行われていました。また、ローマ帝国のもともとのお祭りである農耕の儀式も12月25日前後に執り行われていました。そこで、ローマ皇帝はイエス・キリストを「光」に例え、「光(太陽)の復活はキリストの復活」とし、農耕の儀式もすべて吸収する形で12月25日をキリストの降生祭に制定したと言われています。
次にサンタクロースの由来は、キリスト教の聖人であるニコラウスの伝説です。ニコラウスはとても慈悲深い人物で、死刑囚を助けたり非人を改心させたりとたくさんの逸話をもっています。その聖ニコラウスがサンタクロースのイメージの元となった話の一つに、貧しい家に金貨を投げ入れたというエピソードがあります。聖ニコラウスが貧しい家に金貨を投げ入れたところ、その金貨が暖炉にかかっていた靴下にそのまま入ったそうです!そのことから「サンタクロースが靴下にプレゼントを入れてくれる」という風習が生まれてそうです。
最後に、ポインセチアがクリスマスフラワーになった由来は、何でしょう?メキシコ原産のポインセチアですが、17世紀に同地で布教をしていた修道士が、ポインセチアを見てベツレヘム(キリスト生誕地)の星を想像し、「ノーチェ・ブエナ(聖夜)」と呼ぶようになりました。ここから、クリスマスフラワーに位置づけられるようになったそうです。また、ポインセチアは、赤と緑そして樹液が白で、クリスマスカラーを兼ね備えていることも要因だと言われています。ポインセチアと言えば赤が有名ですが、白やピンクの品種もあります。赤いポインセチアの花言葉は「祝福する」「聖夜」「幸運を祈る」、白が「あなたの祝福を祈る」、ピンクが「純潔」「思いやり」です。花言葉を添えて、クリスマスにプレゼントするのも素敵ですね(*^^*)