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令和

今日からGWです!

今年は、10連休のところも多いみたいですね。こんなに長いお休みはなかなかありませんが、みなさん楽しいご予定がいっぱいでしょうか?前半はお天気も微妙みたいですが、各地でたくさんのイベントが催されているので、色々な所にお出掛けしたいですね!!

 

そして、前回のブログでも話題にしましたが…5月1日から新元号「令和」が始まります!

 

みなさんご存じでしょうが、新元号「令和」の由来は、日本最古の歌集「万葉集」の梅花の歌が出典です。

 

―万葉集「梅花の歌」―

初春の令月にして、

気淑(よ)く風和ぎ、

梅は鏡前の粉(こ)を披(ひら)き、

蘭は珮後(はいご)の香を薫(かをら)す。   (万葉集入門より引用)

 

この歌の作者は、大伴旅人(おおとも の たびと)といわれていますが、諸説ありますので、作者不明ということです。この歌は730年、大伴旅人の同僚や友人を招いた宴で「梅に関する和歌」を詠んだ際の、序文としてよせられたとのことです

 

令和の「令」は、この梅花の歌「初春の令月」から引用されました。

「令月」とは…【意味】何事をするにもよい月。めでたい月。

とあり、新元号にはうってつけのおめでたい言葉です。

 

先日 、首相官邸で新元号の発表の際には「令和」に込められた願いも発表されました。

「春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人ひとりが明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる、そうした日本でありたいとの願いを込め、決定した。」  (日経新聞(2019年4月2日号)より引用)

 

また、これまでの日本の元号はすべて中国の古典からの由来でしたが、今回の「令和」は、初めての日本の古典が由来となりました。首相によると「日本の四季折々の文化と自然を、これからの世代にも引き継いでいきたい」という思いで、万葉集から引用しているとのことでした。

今までの元号が、すべて中国の古典からの由来だったこともすこし驚きますが、やはり日本の誇る“万葉集”からの引用というのは嬉しいものですね!!

これから始まる新しい元号の時代が、穏やかなものになることを願っています。

 

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